スタッフインタビュー
「自分が耕していた田んぼを見たい」
その想いを大切にして
居宅介護支援事業所ほのぼのケアセンター|介護支援専門員(ケアマネージャー)
倉元 和義
2016年採用
仕事内容
智頭町内の介護を必要としている方のケアプラン(サービス計画書)の作成や要介護者と介護サービス事業者との調整を行っています。住み慣れた自宅で生活が続けられるように強い思いを持って支援しています。
エピソード
在宅看取りの利用者様で「自分が耕していた田んぼを見たい」との想いを口にされた方がいらっしゃいました。その言葉を聞きすぐにプロジェクトチームを発足し、計画を始動。看取り期ですので、主治医からは安静にと指示がでていましたが、主治医に相談。無事外出できることになりました。「いざ出発!」っと、外出しましたが、本人様は熟睡され何も見られない事態に!チームメンバーから「こんなことでいいのか」との声が上がり、再度、計画を練り直し、外出を決行。熟睡することなく支援が遂行でき、利用者様は見たことのない笑顔をされ、久しぶりに馴染みある方と会話することもできました。この時ばかりは、我慢できず溢れた涙がいつまでも止まりませんでした。
求職者へメッセージ
「社会福祉協議会」に対して入職前は堅苦しいイメージがありました。しかし実際に働いてみると、人と人との関わりを大切にして、共に喜び、共に悲しみ、時には熱くぶつかり合うことがあり、人情味のある集団であることが分かりました。
福祉の仕事は人のために「何をやらねばならないのか」自問自答の連続です。熱い思いだけではどうにもならないこともありますが、ここでは職員全員が一緒に悩み、そして協力して解決していく組織風土があります。